具体的な敷金返還のトラブルについて③
物件の原状回復についてのトラブルは、その修繕工事によっても起こってくることがあります。
もし、借り主と貸主の間で、きちんと費用負担を定めてあったとしても、実際の工事費用はあらかじめ不確定ですから、退去時の費用が予想外に高額となって敷金では不足するような場合には、金銭的なトラブルになってしまいます。
他に、貸主は次に新しく入居者を確保しなくてはなりませんから、補修工事だけでなく、設備などのアップグレードの工事も一緒に行う場合があります。
工事費用は個別に分けられておらず、一括して請求されることが多いので、この工事のすべての費用を借り主に請求してしまうことがありますが、これは借り主の敷金で担保される以外のものも含まれていますから、問題です。
他には、一部が損耗してしまったクロス等は、一部分だけが借り主の負担となりますが、部屋全部や建物すべてで一括して修繕しないとムラが発生してしまうので、まとめて工事を行ってしまうことが多いですが、こうなると、どの費用を借り主が負担するのかを決めるのが非常に難しくなってしまいます。
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