具体的な敷金返還のトラブルについて①
敷金返還のトラブルが生じるのは、原因は1つではありません。
借り主と貸主の様々な場面に敷金返還のトラブルの種が落ちているのです。
一番多いのは、契約や物件確認に問題がある場合です。
賃貸借契約書は、入居時にすでに貸主または仲介業者が準備した契約書を使うことが多いです。
この場合、契約書を1項目ずつしっかりと読み合わせていくことはありませんが、貸主にとって有利になるようにあらかじめ契約書を作っている場合があります。
入居期間中に生じた通常の使用に伴う損耗を含む全ての損耗についても借り主が修繕義務を負うように定められていることもあります。
これは、きちんと条項を確認すれば回避できるので、借り主もしっかりと注意して契約書にサインしなければなりません。
さらに、入居前の物件の状態について、借り主と貸主が一緒に点検や確認を行わない場合には、損耗が元からのものなのか、入居以降なのか、両者の主張が異なってくる場合があります。
これも、入居前に確認しておけば回避できるトラブルです。
借り主は借りることばかりに目先が行きがちですが、基本的な確認事項は必ず押さえておきましょう。
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